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Hatena Hagino Blog

読書感想文と小ネタ

「20歳の自分に受けさせたい文章講義」を高校生のときに読みたかった話

4月も、もう中旬ですね。

満開の桜もすでに散ってしまい、気温も上がりアウターがいらないくらい暖かくなってきました。

天気も「外に出てこい」と言わんばかりにポカポカで、陰キャラで家にいがちな僕は憂鬱になりそうです。

そんな4月に読んだ本は「20歳の自分に受けさせたい文章講義」です。

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)

著者は「嫌われる勇気」も手掛けている古河史健さんです。
本書も「嫌われる勇気」もめちゃくちゃ読み易くて古河さんは本当文章うまい方だなぁーと感じました。

そんな古河さんが、ライティング初心者のために描いたハウツー本です。

読むに至った背景


最近仕事でライティング業務が多いから。

書く機会が多い今、知識をインプットした上で考えて書けば、倍速で成長できると思って、一冊読むことにしました。

ちなみに余談ですが、個人的にはライティング業務自体はあまり好きではないのですが、結構意欲的にとりくめています。

その理由は、ライティング業務で僕の弱点を克服できるのではと思っているからです。
僕は論理的に話すこと & 簡潔に伝えることが苦手です。
わりと仕事や将来の夢に支障がでるレベルです。

その原因としては、思考をアウトプットする能力がないからと仮説を立てています。

そういう意味ではライティング業務は、思考を言語化するのに良い練習になります。
「喋る」も「書く」も本質的には思考を整理してアウトプットすることなので、この期間に改善しようと思います。

読まれる文章を書くためには?


読まれる文章を書くためには、「構成」が重要です。
そして、構成される単位に「客観」と「主観」と役割があることを意識しましょう。
(本当基礎的ですが、、、)

  • 導入=序論 (客観的)

  • 本編=本論 (主観的)

  • 結論 (客観的)

導入は、客観的です。
これから本論で何を語るのか、なぜ語る必要があるのか、世の中の動きはどうなっているのかを客観的に説明します。


本編主観的ですね。
そもそも「文章を書く」ことは「 自分意見の伝える」ことが目的です。
そのため主観的な主張は必須です。
本論は「主張」とそれを裏付ける「理由」「事実」が成ります。

コンテンツマーケティング系のメディアには、「主張」をごまかしたり、最終的には読者に判断を委ねる文が目立っています。
(僕も良く目にするのですが、結局何を言いたいかわかんないw)
SEOキーワードをいかに対策するかが目的になってしまっていて、本来の目的を逸脱してしまったのでしょう。


結論客観的です。
本論で述べたこと、客観的にまとめたものですね。


上記のような構成が重要です。
頭や育ちが良い人は、生きていく中で自然と分かる内容だと思いますが、生憎ボクは違いましたw
何となくで文を書いていましたよ。。。畜生。

以下、本書で得た学びを抜粋。

理由と事実は区別しないとダメ


主張に説得力を持たせる”理由”と”事実”の区分できていますか?
ボクはできていませんでした。

さて、”理由”と”事実”が混在している文章の例をあげます。
(本書より抜粋)

大相撲の人気回復策としてナイター制を導入を提案したい。
なぜなら、プロ野球もナイター制をとっているからである。

はい、これは”理由”がない文です。

「なぜなら〜からである。」が”理由”っぽいですが、実は違います。
プロ野球も~」の文は、客観的な”事実”であって”理由”ではないです。

”事実”と”理由”が区別できていないと、上記のような文になります。
※ 筆者いわくビギナーあるあるらしいです。
ボクも内容はともかく「なぜなら」が使われている = 理由だと思っていましたw

さて、この文に”理由”を持たせると以下の通りになります。

大相撲の人気回復策としてナイター制を導入を提案したい。(主張)
なぜなら、平日の昼間に取組を行っても、会場に足を運べるファンは限られているからである(理由)
事実、プロ野球も平日開催のゲームはナイター制をとっている(事実)

うん、具体例をみると違いが分かりやすい。
最初の文でも分からなくはないが、この文と比べると説得力が違いすぎますね。

「理由」とは主観的な”主張”と客観的”事実”をつなぐ「橋」なんですね。

事実とは、主張に対する目的や必要性。
もっと噛み砕くと、主張が実現された際のメリット・デメリットですね。

ふーむ、奥が深い。

客観的な”事実”は、細部にこだわれ


理由を支える客観的な事実。
”事実”は細部にこだわるほど、説得力が増すらしいです。

以下は具体例

  1. コーヒーを飲むと、眠気が覚める。
  2. コーヒーを飲むと、カフェインの効果によって眠気が覚める。
  3. コーヒーを飲むと、カフェインが脳内のアデノシン受動態に働きかけるため、眠気が覚める。

どうでしょうか?
③は少し行き過ぎな感じがしますが、それでも詳細に書けば書くほど説得力が増すのが分かりますね。

とにかく「簡潔に!」って言われてるけど、やっぱりさ。
簡潔にすべきところ & そうでないところの判断って重要だと思いました。

まとめ


この本は本当に初心者必見だと思いました。

  • 文章の構成
  • 視覚的みやすさ
  • 添削、見直し

について書かれていて、どれも具体例があり分かりやすい。

なにより、この本の文章自体に、本書内容がアウトプットされていて、とにかく読みやすい!
インプットすると、明日からのライティング業務が少し楽しみになるよね。

ライティングの基礎を学びたいかたは、是非読んでくださいね〜