Hatena Hagino Blog

読書感想文と小ネタ

「インターネットの次に来るもの 〜未来を決める12の法則〜」を読んで、未来が少し見えた話

こんばんわ。

 

8月もラストですね。今夏を振り返ってみると、特別なこともなく普通の毎日で少し物足りなかったです。まぁとにかく、来年はもっと実りのある8月にしたいとヒシヒシと感じました。(色々な意味で)

 

さて、今月読んだ本はこちらです。

〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

 

<インターネット>の次に来るもの 〜未来を決める12の法則〜

 

どんな本かと言うと、まさにタイトルの通りです。


人工知能、 仮想現実、 拡張現実、 ロボット、ブロックチェーン、 IoT、 シンギュラリティなど、今後の起こるだろう未来についての考察です。

 

ある一つのテーマに絞っているのではなく、多角的な視点から考察されているため、納得感はかなりありました。文章は少し冗長で好き嫌いは別れると思いますが、読みながら未来が想像できるため、SFとか妄想とか好きな人はオススメできますね。


● 読むに至った背景

僕は起業欲があるため、そのネタ探しが目的でした。

 

本書の内容とは全然関係ないのですが、事業としてサービス運営していくにあたって、そのサービスが”時流に乗っているかどうか?”って超重要な要素だと個人的には思っています。(当たり前のことですが)

 

ベンチャーに入社してから色々なサービスを見てきたのですが、やはり時代に合ったニーズをいち早く掴んだサービスが勝っている印象です。

 

「未来を常に予測しながら準備 ⇒ とあるタイミングで時流に乗る ⇒ 爆発的に成長する」ケースが多いなと。もちろん偶然ではなく、このサイクルを必然的に起こしている気がします。

 

やっぱり先読みして準備している人は、強いなと。

 

特に僕みたいな才覚のない人間だと、後発で何かやり始めても追いつけないと思うので、やはり上記が鉄板ルートだと思っていますw

 

なので、「数年先の未来について常にアンテナを立てておこう!」という意味で本書を読みました!今回は12章あるうちの一番興味深かったテーマについて解説 & 感想を書きたいと思います。

 


● 一番面白かったテーマは、やはりWEBでした。

前述しましたが、この本には人工知能、 仮想現実、IoTなど、あらゆる分野のお話が載っています。しかし、僕が一番興味を持った分野はやはりWEBに関するテーマでした。(第三章:FLOWING)

 

ちなみにAI・VR・loTなどの話は、サービスのヒントという観点では技術的すぎて僕は全然イメージが湧きませんでした。優秀なエンジニアが読めば、また違う感想を持つと思うのですが・・・

 

やっぱりWEBがイメージしやすくて最高ですよね。(笑)

 

とまぁ、そのテーマ内で僕が一番衝撃を受けた箇所は、「デジタルコンテンツの付加価値」に関する箇所でした。以下、本書内を引用します。

 

"現在、価値の軸は再び反転している。無料コピーの奔流が、既存の秩序を驚かせているのだ。


膨大な無料のデジタル複製物で溢れかえるこの飽和状態のデジタル宇宙では、コピーはあまりにあふれていて、あまりに安い。実際はタダ同然。なので、本当に価値があるのはコピーできないものだけとなった。
(略)
コピーが超潤沢にあるとき、それは無価値になる。その代わりコピーできないモノは、希少化して価値をもつ

 

コピーできない価値って、いわゆる付加価値のことです。

 

つまり「付加価値>>>コンテンツ本体の価値」になると筆者は述べています。ビジネス観点で見ると、今もインターネット上にはコピー品で溢れかえっていますが「コピー対策をしながらコンテンツ本体を売るビジネス」よりも「コピーされるのは仕方ないと割り切って、付加価値を売るビジネス」のほうが儲かる時代になるとも捉えることができます。

 

さて、「付加価値って具体的に何よ?」と気になるかと思いますので、実際に本書で紹介されていた9つの代表的な付加価値について紹介します。

 

● 代表的な9つの付加価値

すごく端的にまとめられた記事があるため引用しますw

興味ある方だけお読みくださいませ。 

1.信用

信用は時間を掛けて得るものであり、コピーできない。信用のある情報と信用のない情報であれば前者の方が価値があると考えることは自然である。

 

2.即時性

コピーされフリーとなるには時間がかかる場合がある。たとえば映画上映初日にその映画のDVDが発売されることはないだろうし動画サイトにあがることもないだろう。(後者はゼロとは言わないが。。。)しかし、その映画を公開初日に見るために映画チケットを払うことは自然だ。いずれ、無料で観れることになったとしても。

 

3.パーソナライズ

その情報を使用・消費するようにカスタマイズされたものであればそこに価値を見出すことは容易だ。ミステリー小説が好きな人にはミステリー小説のオススメリストを、政治学が好きな人には政治関連の本をオススメリストを提供する。好みや興味は人それぞれことなり、ひとりひとりに見合ったものを提供することは価値となる。

 

4.解釈

情報自体は無料だが、その情報をどう扱うかに対して価値を付けることはできる。筆者は医療の分野でこの傾向が顕著に見えてくるだろうと述べる。たとえば、DNA検査はいずれ無料で実施されるようになる。しかし、その検査でわかったことの意味・どう行動すればよいかという解釈はお金をもらうに値する価値となる。

 

5.信頼性

品質の信頼性や発行の信頼性をイメージするとよい。誰がどのような目的で作成したかわからない情報よりも情報の発行元が明確となっている情報のほうが信頼がおけ、そこに価値を支払うことは可能だ。

 

6.アクセス可能性

所有するのではなく、いつでもアクセス可能であることはいまや価値の一つとなる。無料でダウンロードできる音楽だったとしてもそれが自分のデバイスの保存容量を食うものであったり他のデバイスとの同期が不可能であった場合、クラウド上で保管できどのデバイスでも自由にアクセスできるのであればお金を支払う場合もあるだろう。

 

7.実体化

インターネット上にあるものは全てコピー可能であり、それは実体を持たないことが可能にしている。それが、実体を持った途端コピーが困難になりたちまち価値を持つようになる。たとえば、好きなアーティストの曲やライブを視聴することはインターネット上で可能だが、そのライブに実際に行き参加するということになるとお金を支払うこととなる。なぜなら、実際のライブ経験はコピー不可能だからである。

 

8.支援者

熱心なファンの中には好きなものの対象にお金を払いたいと考えている人が少なからずいる。支援者の力には価値が発生する。

 

9.発見可能性

どれだけ有用な情報であったとしても見つけられず見てもらえなければ無価値と同じものとなる。情報が集合し、利用者がその集合体にアクセスすることで単体では見つけられなかった情報にアクセスすることができるようになった場合、その発見可能性に対してお金を支払うことになる。

 

21世紀にあなたの仕事はもう存在しない④『インターネットの次に来るもの-未来を決める12の法則-』【読書屋まとめ!】 - 読書屋!BookBankどっとこむ


こんな感じです。まさにその通りの時代になってきているなと。
最近のできごとを振り返っても、

  • VALUやSHOWROOMなどの個人間の投資事業が台頭してきたり、
  • キングコングの西野が、絵本を無料配布したり、
  • 基本料金無料のサービスなどなど、

これらの付加価値を上手く利用している事例がポンポン思い浮かびます。

 

この流れは今後さらに加速していくのではないでしょうか。そして、AI・VRなどのIT革命より先に、既存コンテンツの売り方がガラっと変わる"価値"革命的な変化がある気がします。この変化を見越した事業プラン作りと言うのも、良いかもしれませんね。


● 最後に

僕の会社のサービスはストックフォト事業なのですが、現在ストックフォト業界では"定額制ブーム"の波がきています。※定額制とは、簡単に言うと使い放題プランのことです。

 

この定額制トレンドに関しても、まさに今回の話とかなり親和性が高いなと。

 

つまり、定額制プランの価値とは・・・
結局のところ、”数百枚の写真自体の価値”ではなく、”好きなときに信頼できる写真を自由に使える価値"を売っているのですよね。

 

もちろん、何も考えずに定額プランを作っても売れるとは思いますが、この視点を持っているか or 持っていないかで、サービス設計やマーケティングの方向性は変わってきますよね。そして、売り方が変われば長期的に利益に響いてくるのかなと思っています。

 

WEBサービス系の会社で働いている & 将来起業したい僕にとっては、この本は総じておもしろかったです〜!

 

終わり

ダークサイド・スキルを読んで、闇落ちしようと思った話。

7月もラスト1日。
今月読んだ本はこちら。

 ダークサイド・スキルです!

実はこの本、今月に発売したばかりの最新作。
 
この本を読もうと思った理由は、以下の2点です。
  • 新作だったから
  • タイトルが格好良かったから
7月のブログ更新ですが、とりあえず新作本のレビューを書こうと思っていました。やはり、ブログは色々な人に読んで頂くことに意味があるので、なるべくレビューの少ない本を読もうと決めていました。
(名著と言われる本は、質の高いレビューが沢山あって僕の文章力では勝てないですよね・・・)
 
そんな中で、ワーっと今月発売の本をAmazonで探していたときに、発見したのが「ダークサイド・スキル」です。中二心をくすぐるタイトルと表紙に惹かれて、今月はこの本に決めました。
 

● そもそもダークサイド・スキルって何?

ダークサイド・スキルと聞くと何を思い浮かべますか?
「闇落ち」「悪」というイメージが強いですよね。(笑)
 
本書では、ビジネススキルを主に2つの種類に分けて論じています。
「ブライトサイト・スキル」「ダークサイド・スキル」です。
本当に文字通りの意味で、光と闇ですw
 
「ブライトサイド・スキル」と呼ばれていいるものは、一般的なビジネススキルのことです。例えば、論理的思考力、財務・会計知識など。他にはプログラミングのスキルとか専門的な技能もブライトサイドですね。いわゆる真面目な人が、コツコツ頑張って身につけていくスキルのことです。
 
筆者は、ブライトサイド・スキルも重要だと述べた上で、そのスキルだけでは組織を動かせないよねと主張しています。(当たり前ですが)
リーダーとして成果を出す組織を作るには、「ビジネスコミュニケーション・スキル」などの綺麗ごとではなくて、もっともっと本質的なヒューマンスキルが必要だと。
 
このヒューマンスキルが、人間としてドロドロした闇の部分、自分や他人の「闇」に手を突っ込んでいかなければ身に着かないスキルなので、「ダークサイド・スキル」と定義しています!
 

● 具体的なダークサイド・スキル

本書では、ダークサイド・スキルの具体例として、以下の7つを紹介していました。
  1. 思うように上司を操れ
  2. KYなヤツを優先しろ
  3. 「使えるやつ」を手懐けろ!
  4. 堂々と嫌われろ
  5. 煩悩に溺れず、欲に溺れろ
  6. 踏み絵から逃げるな
  7. 部下に使われて、使いこなせ
粒度にバラつきがあり、実際に読まないと「???」と思うかもしれませんが、何となく言いたいことは伝わるのではないでしょうか。具体的なスキル名と言うよりは、「成果をあげる組織にするためには、この7つの指令を徹底しろ!」みたいなイメージです。そして、これら指令?に対して、実践方法やメリットの紹介がされていました。
 
まぁ、お気付きかもしれませんが、中〜大規模な会社の中間管理職向けに書かれて本でしたね(笑)。ただし、新卒のペーペーでも大部分は納得ができる内容でした。小難しいビジネススキルの話は少なく、各章に具体的な事例も載っていて読みやすかったですね。
 
「ダークサイド・スキル」というタイトルも秀逸ですが、読んだ感想としては、「ビジネス現場における”リーダーシップ”や”人間力”の伸ばし方」的な主題の方がマッチしているのかなと。理論だけなく行動ベースでハウツーが書かれいてイメージしやすかったです。
 

 

僕自身としても、社外・社内とわず、今まで色々な先輩を見てきましたが、「すごいなぁ〜」と思った人ほど、ダークサイド・スキルを多く実践できている気がします。(笑)
 
各章を読んだときに、自然と当てはまる上司の顔が浮かんできましたね・・・
 

● こんな人にオススメかも!

仕事のパフォーマンスに悩んだときに、よく「頭が良ければ・・・」「ロジカルシンキングができれば・・・」みたいな結論に陥りがちな人などにはオススメかもしれません。僕も1~2年目は、「仕事ができない=論理的思考力が足りない」と思っていましたが、半分正しくて、半分間違っていたなと思います。
 
論理的思考力しかり、最低限の実務能力は必要不可欠ですが、もっともっと大切な能力が沢山あるな〜と。仮に僕がロジカルだったとしても、それだけでは大きな結果は残せないと思います。
 
なので、リーダーではなく新卒だとしても、将来的なことを考えたら「ブライトサイド・スキル」は程々にして、ダークサイドなヒューマンスキルを意識して生活した方が、後々に役立ちそうな気がします。
 
 
そんで、「若い内に、ダークサイド・スキルとして何ができるの?」という話になりますよね。中間管理職向けで基本的にはマネジメントのお話ばっかりだったのですが、1つだけ新卒でも当てはまる内容があったんですよ。
 
それはベンチャーでもお馴染みの「やり切る」ことでした。
 
ダークなヒューマンスキル(人間力)を高めるためにも、「やり切る」ことが必要でした。(笑)
 

 ● やはり「やり切る」ことは超重要! 

ベンチャー界隈で、度々耳にする「Grid(グリッド)」「やり切る」は、ダークサイドでもやはり超重要項目の一つでした。
 
当たり前ですが、口だけのリーダーが率いる組織はほぼ100%失敗します。周りを巧みに動かしたり、仲間にフルコミットしてもらうためには、まずは、自分がどんな状況でも信念を持ってやり切る必要があります。
 
自分が、チームで一番やり切れる人間になる。そこで初めて、リーダーのスタートラインに立てるということです。
 
そして、面白いことに、「やり切る習慣」をつけることは、年齢関係なく、意識次第で身に着けることができますよね。非常に重要なスキルなので、リーダーに「なる!」「ならない!」に関わらず、早い段階で習慣化するにことしたことないですよね・・・
 
ちなみに余談ですが、「やり切れる人」or「やり切れない人」は、本当によく分かりますよね。箔がついている人は皆、すべからく何かをやり切った経験がある気がします。
 
”やりきった経験”と”人間力”って異様に比例してませんか???
何かを成し遂げた自信なのか、やり切ることに意味があるのかは分かりませんが・・・
 

● ということで・・・

25歳の目標として「やり切る」を目標に、闇落ちしようと思います。(今更感)
 
というのも、最近仕事とは別にやりたいことが沢山あるのですが、まぁ進捗が悪いです。やらなきゃいけないのに、誰にも強制をされていないので、少し甘えが目立っていました。
 
25歳って良い歳ですし、まずは自分との約束くらいは守れないとダメですよね・・・
 
ということで、約束通り今月分のブログ更新です!!!!!!!
(残り3分)
 

 

 

 

 
 
 

「4月になれば彼女は」を読んで、川村元気さんのファンになった話

 
皆さん。こんにちは萩野です。
もう6月も終わりですね。
 
ということで、今月の読書レビューを綴りたいと思います。
今月は、川村元気さんの「4月になれば彼女は」です。
 
まず皆さんに言っておくと、この本は「意識高い系」が読む本ではないということです。ハウツーとか自己啓発とかの要素は一切なく、架空の恋愛小説です。しかし、とても面白かった。 
四月になれば彼女は

四月になれば彼女は

 

 

この本を読むきっかけ

一言で説明すると、著者である川村元気さんに興味を持ったからである。
後述しますが、モノゴトへの考え方や捉え方が非常に共感できる部分があり、この方が描く恋愛小説を読んでみたいと思いました。
まずは、川村元気さんの紹介から・・
 

川村元気とは

日本の映画プロデューサーであり、小説家です。
wikiの作品一覧を見るとは、「君の名は」「電車男」「モテキ」「おおかみ子どもの雨と雪」「怒り」「バケモノの子」・・・etc
 
僕が近年視聴した国内映画のほとんどに、彼が関わっていたことが分かりました。そこにまず衝撃を受けました。そして、上記の作品例を見ると分かるのですが、彼の関わっているほぼ全ての作品が、世間一般でヒット作と呼ばれている映画です。おそらく皆さんも聞いたことのあるタイトルばかりかと。
 
それぞれ映画の主監督は違えども、企画やプロデュースに彼が関わっていました。
 
そこで、ふっと僕は思ったのです。
「これらのヒット作を支えているのは、彼の力なのではないかと。」
極端かもしれませんが、少なからず彼に何か秘密はありそうだなと。そして、再現性のあるヒット作の産み出す方法を知っているのではないかと・・・
 

衝撃を受けたインタビュー記事

そこで、僕は川村元気さんに教務を持って彼に関する記事などを探しました。そして、とあるインタビュー記事に辿り着きました。
 
僕はその記事に衝撃を受けました。
コレがそのインタビュー記事です。(本を読めとは言わないが、この記事は暇なら見て欲しい)
 
インタビューの内容は、僕が今回読んだ小説の「4月になれば彼女は」に関するお話なのですが・・・
  • 小説に対する考え
  • 恋愛や幸福に対する考え
  • 作品を作る上で大事にしていること
インタビュー記事を通して伺える、これらの考え方に非常に共感せざるおえなかったです。
 
自分を棚に上げるわけではありませんが、僕が常々感じていることとスゴく似ていて、自分と近い感性を持っているのだなと思いました。そして僕が言語化できず曖昧に捉えていた概念が、このインタビューでズバッと明快に言語化されていました。
 
そして読み終わったと同時に、「君の名は」の大ヒットは彼の影響が大きかったのではないかと思わざるを得ませんでした。(今までの新海誠さんの作品と「君の名は」の違いは、川村元気さんのコダワリから生まれたような気がします)
 
今回は読書レビューといっても、人によって解釈が異なる恋愛小説の感想を書いていても仕方がないので、上記でとりあげたインタビュー記事について感じたことを綴っていこうと思います。

自己愛について

インタビューの記事の中で、「恋愛が失われている理由」について以下のように答えていました。僕が特に共感できた部分です。(少し長いですが)
 

 「まずはみんな、自己愛が強すぎること。そもそも自己愛が強い人が多いし、それを助長するSNSがある。誰かに好きになってもらいたくてやっているSNSなのに、リアルなライクに繋がらない虚無感がありますよね。Facebookの友達が一体何人、自分のお葬式に来てくれるか? という話。小説に出てくる主人公・藤代の婚約者、弥生が『一人でいるときの孤独は耐えられるけど、二人でいるときの孤独は耐えられない』と言う場面があるのですが、まさにそれです。それぞれが自分を好き過ぎるゆえに、みんなでいるのに孤独を感じる。そうすると、自分以外の誰かを愛するところまで余裕が持てない」

 
肥大化する「自己愛」から生まれる余裕のなさ。これは恋愛だけに限った話ではないような気がする。自己愛が強くなりすぎて、他人に歩幅を合わせて歩くことに苦痛を感じる人や、しょうがなくても、自分を変えることを極端に嫌がる人が多くなってきたと僕は感じています。
 
川村元気さんは、SNSについても指摘していますが、まさに僕もそう思っています。
そもそも今の時代はSNSがあるので、自分を肯定してくれる人達と一生繋がっていれば成長や変化をしなくても生きていけます。気に入らないことがあれば無視して、都合の良い友達と一緒にいれば良いだけですよね。
 
その生き方について何も悪いところはなく、否定はできないが、余裕のない子供っぽい大人が増えたのは、自己愛とSNSが大きく関係していると思う。ブラック企業への過剰な反応や、アイドルへのストーカーなども、「屈折した自己愛」、「余裕のなさ」、「孤独感」が何かしら関係していそう。
 
偉そうに語っている僕も、わりと人のことは言えなくて、直近でも振り返ると自分のことしか考えれないことが多々あった気がして、とても情けなくなりました・・・
 

最期に・・・

4月になれば彼女は」は恋愛小説なので表面的には淡い恋愛の話なのですが、作者の描くキャラクターの恋愛観を通して以下3点について考えさせられる内容になっています。
  • 機械的 ⇔ 動物的」
  • 「一瞬 ⇔ 永遠」
  • 「自己愛 ⇔ 他者愛」
そして、インタビュー記事のラストでも川村さんが述べていたように、正解などはなく、何が幸せかは読者に委ねる構成になっています。
 
色々と考えさせられたという意味で、とにかく印象的な一冊でした。完全に川村元気さんのファンになっちゃいました。そして3時間程度で読み終わるのも最高だね。
 
個人的には、他人を想う余裕があって、良くも悪くも変化を楽しめる余裕のある人間のほうが人生幸せなのではないかなと。恋愛もそうですし、仕事もそうです。
 
映画化されるのはほぼ間違いないと思うので、絶対に見に行きます!というか、実写でも良いのですが、新海誠の幻想的なアニメーションも抜群にフィットするかと思います!「君の名は」が大ヒットすぎて、次作の期待が半端ないと思うのですが、そこで「4月になれば君は」をぜひ!(大人向け過ぎてダメか)
 
終わり

 

ちまたで話題の「ゼロ秒思考」のA4メモ書きトレーニングをやってみた。

皆さんこんばんわ。 5月も残すところあと2日ということで、今月も気が進まないけれどもブログを更新しようと思います。

今日紹介する本はこちらの本です。
「ゼロ秒思考」です。

ゼロ秒思考  頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

なんとこの本に書いてあるトレーニングを実践すると、一瞬で思考を言語化できるようになり、悩んだり考えたりする際の頭のモヤモヤがなくなって、即断即決できるビジネスマンになれるらしいです。

「そんな魔法なようなトレーニングがあるのかよ!」と疑いつつも調べてみると…

  • 著者が東大卒で10年以上マッキンゼーで働いていた経歴の持ち主
  • レビューやSNSでの評判がわり良かった(効果があった!的な意見も)

調べてみると、ちょっと気になってきた…
いつの間にか購入をしていました。

「ゼロ秒思考」とは?

書名である「ゼロ秒思考」について、まずは解説しよう。
ゼロ秒思考とは、「瞬時に現状を認識をし、瞬時に課題を整理し、瞬時にどう動くべきか意思決定できること」である。

要するに、頭の回転が超絶に早い状態のことを言います。
そしてこの本は、頭の回転を早くするための1つのトレーニングについて書かれています。

そう!そのトレーニングこそが、 今回のブログのタイトルでもある「A4メモ書きトレーニング」 である。

筆者は「ゼロ秒思考」への一番の近道は、このトレーニングであると本書で言い切っています。

「A4メモ書きトレーニング」とは?

A4メモ書きトレーニングは、その名の通りA4用紙にメモのように殴り書きしまくるトレーニングである。

具体的なルールは以下の通りである。

  1. A4用紙を横にして1回1ページとして使用する。
  2. メモ書きするテーマを決める。
  3. ページに4~6行、各行20~30文字の文章をとにかく1分間で書きまくる
  4. 毎日10回、1~3を繰り返す。

驚くことにたったのこれだけである。

こんな感じです。(例)
(枠線がないため、背景と被って見辛い…orz) f:id:hagipey:20170530212827p:plain

このトレーニングの論理的メカニズムとしては、ザックリと以下の通りである。

  1. メモ書きトレーニングで、なんとなく頭で考えていたこと、なんとなくできていたこと、すなわち暗黙知がはっきりと形になってくる。すなわち形式知化される
  2. トレーニングを続けると、形式知化の「質」と「スピード」が上がる。
  3. 「質」と「スピード」が上がれば、必然的に思考が整理されるようになり、判断精度も上がる。

つまり「ゼロ秒思考」とは、形式知化の「質」と「スピード」を高めた双方の到達点の状態になりますね。


まぁ、読んでいたときも思ったのですが、論理的には少し弱いですよね。(笑)
斜めに構えて読んでいたのですが、最後の最後まで科学的な根拠については薄かった気がします。

しかし、筆者の体験談は妙に信憑性が高く感じたり、ゼロ秒思考やメモ書きトレーニングのメリットについては沢山書かれているため、「やってみよう!!」と意欲を掻き立てられる構成になっていて面白かったです。


筆者いわく
3週間から1ヶ月間のトレーニングで

「頭にどんどん言葉が浮かぶようになり、1ヶ月前にはもよもやしていたものが、言語化され、アイデアが続々と出てくるようになる」

そして、さらに数ヶ月続けると

「瞬間的に問題点が見え、課題が整理でき、答えが見えてくる」

ようになるみたいです。

や る し か な い 

実際に1ヶ月やってみた

1分間のメモ書きトレーニングを約30日間続けてみました。
ちなみに30日間続けるとこのくらい溜まります。
f:id:hagipey:20170530215345j:plain

実施してみた感想としては、意外と難しかったです。

とあるテーマについて、1分間の制限の中で20~30字の文章を4行5行も書くのは大変でした。

  • そもそもテーマに関して5行分も内容が思い浮かばない。
  • ミラクルで思い浮かんだとしても、書くスピードが遅くて1分間で書ききれない。

それでも、シコシコと続けていました。

10日目くらいになると書くスピードに関しては段々と慣れてきました。

殴り書きではありますが、次第に1分間でスラスラと書けるようになりましたね。人間の「慣れ」って恐ろしいなって思いました。


しかし、書くスピードに関しては慣れても、「内容が思い浮かばない」という根本的な問題については改善されず…。

テーマにかなり依存している状態でした。
テーマによって思い浮かんだり、浮かばなかったりと差が激しい。書き辛いテーマに関しては、ほぼ何も思い浮かばずに1、2行で手が止まってしまうことも、、、


「こんなんじゃ、何もトレーニングなんねーよ!」と思って、Google先生に相談することに。色々な記事を調べてみると、非常に興味深いエントリーに出会いました。

こちらです。

toricago.hatenablog.com

このような内容が書かれていました。(引用)

「いや、本当に何も浮かばなくなることがしょっちゅうあるんだけど?」という質問も良く頂く。しかし、こんなことはあり得ない。瞑想をしている人は分かると思うが、「何も考えていない境地」というのはそう簡単に達成できるものではなく、ましてやメモ書きを数枚程度したところで簡単に達成できるわけがない。

簡単に言うと、何も考えが思い浮かばない状態は相当難しいということです。
つまり、考えが浮かばない状態であっても、それは思い込みであって、実は脳内では色々と考えているらしいのです。
続けて筆者は、具体例として以下の例を挙げています。(A4メモ書き風に)

言葉が浮かんでこないと思っているときの脳内

  • あ、また言葉に詰まった。

  • やっぱりゼロ秒思考は難しいなぁ。

  • Toricagoブログの人は簡単に言わないで欲しい。

  • 世の中には俺みたいに本当に言葉が浮かばない人がいるんだぞ!わかってるのか!?

悔しいけどすごく納得しました(小並感)
たしかに僕も何も思い浮かばないときに、「あ、浮かばない」とか「浮かべ!浮かべ!浮かべ!」と無意識に思っていました。

その事実に気づいてからは、とにかく些細なことでも「頭の中で思い浮かんだこと」を1分間でアウトプットすることにしました。
そしたら、あら不思議。

トレーニング20日目くらいで、1分間ずっと手を動かし続けられるようになりました。

そして、この調子で続けていると、あっという間にお試し期間の30日が終了しました。

効果の検証、考察

結果

今回は30日間だけったので、30日で「ゼロ秒思考」はできたかと言われると、もちろんできませんでした。(^q^)

しかし、30日続けたことで、当初思ってたよりかは得るものがあったと感じました。
例えば以下の通りです。

  • 思考をアウトプットするイメージは掴めた (気がする。)
  • 思考を言語化するスピードも少し早くなった (気がする。)
  • 1分間書き続けられると少し気持ち良いし、頭がよくなった (気がする。)

しかし、僕がこの活動を通して、一番のメリットに感じたことは「アウトプットが習慣化したこと」です。
僕は毎回のテーマに、インプットした内容をアウトプットする問いを設定していました。
例えば、以下のような感じです。

  • 「昨日の研修で学習したことは何か?」
  • 「先日読んだ本で面白かった箇所はどこか?」

当たりまえですが、1分間のメモ書きアウトプットであっても、すればするだけ知識は整理されます。

そのため、トレーニング期間中に学習した内容は、知識の定着率が異様に高かったように感じました。

考察

「ゼロ秒思考」とは、思考の「質」と「スピード」の双方の到達点であると筆者は述べています。

実際に、A4メモ書きトレーニングだけでこの境地に到達できるかと聞かれたら、やはり才能も大きく関わってくるので、一概にはYESと言えないなと感じました。

しかし、トレーニングを続けることで、少なからず現状よりかは「スピード」と「質」は上がると感じました。

スピードに関しては、一分間の時間制限の中で、常に120% で書いていれば自然と処理能力が上がっていきそうです。

そして、思考の「質」に関しては、上記で僕が感じた「アウトプットの習慣化」が鍵を握っている気がします。

ただ手当たり次第にメモを書いても、思考の質が向上するとは思えません。
毎日インプットした知識を吐き出して整理することで、知識が定着していき、その積み重ねで思考の質が向上していくのだと感じました。(当たり前といえば当たり前ですが)

その点、毎日手軽にアウトプットできるA4メモ書きトレーニングはわりと効果的な気がします。


GW明けから少しサボっていますが、また機会があれば続けていきたいと思いました。

終わり

「20歳の自分に受けさせたい文章講義」を高校生のときに読みたかった話

4月も、もう中旬ですね。

満開の桜もすでに散ってしまい、気温も上がりアウターがいらないくらい暖かくなってきました。

天気も「外に出てこい」と言わんばかりにポカポカで、陰キャラで家にいがちな僕は憂鬱になりそうです。

そんな4月に読んだ本は「20歳の自分に受けさせたい文章講義」です。

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)

20歳の自分に受けさせたい文章講義 (星海社新書)

著者は「嫌われる勇気」も手掛けている古河史健さんです。
本書も「嫌われる勇気」もめちゃくちゃ読み易くて古河さんは本当文章うまい方だなぁーと感じました。

そんな古河さんが、ライティング初心者のために描いたハウツー本です。

読むに至った背景


最近仕事でライティング業務が多いから。

書く機会が多い今、知識をインプットした上で考えて書けば、倍速で成長できると思って、一冊読むことにしました。

ちなみに余談ですが、個人的にはライティング業務自体はあまり好きではないのですが、結構意欲的にとりくめています。

その理由は、ライティング業務で僕の弱点を克服できるのではと思っているからです。
僕は論理的に話すこと & 簡潔に伝えることが苦手です。
わりと仕事や将来の夢に支障がでるレベルです。

その原因としては、思考をアウトプットする能力がないからと仮説を立てています。

そういう意味ではライティング業務は、思考を言語化するのに良い練習になります。
「喋る」も「書く」も本質的には思考を整理してアウトプットすることなので、この期間に改善しようと思います。

読まれる文章を書くためには?


読まれる文章を書くためには、「構成」が重要です。
そして、構成される単位に「客観」と「主観」と役割があることを意識しましょう。
(本当基礎的ですが、、、)

  • 導入=序論 (客観的)

  • 本編=本論 (主観的)

  • 結論 (客観的)

導入は、客観的です。
これから本論で何を語るのか、なぜ語る必要があるのか、世の中の動きはどうなっているのかを客観的に説明します。


本編主観的ですね。
そもそも「文章を書く」ことは「 自分意見の伝える」ことが目的です。
そのため主観的な主張は必須です。
本論は「主張」とそれを裏付ける「理由」「事実」が成ります。

コンテンツマーケティング系のメディアには、「主張」をごまかしたり、最終的には読者に判断を委ねる文が目立っています。
(僕も良く目にするのですが、結局何を言いたいかわかんないw)
SEOキーワードをいかに対策するかが目的になってしまっていて、本来の目的を逸脱してしまったのでしょう。


結論客観的です。
本論で述べたこと、客観的にまとめたものですね。


上記のような構成が重要です。
頭や育ちが良い人は、生きていく中で自然と分かる内容だと思いますが、生憎ボクは違いましたw
何となくで文を書いていましたよ。。。畜生。

以下、本書で得た学びを抜粋。

理由と事実は区別しないとダメ


主張に説得力を持たせる”理由”と”事実”の区分できていますか?
ボクはできていませんでした。

さて、”理由”と”事実”が混在している文章の例をあげます。
(本書より抜粋)

大相撲の人気回復策としてナイター制を導入を提案したい。
なぜなら、プロ野球もナイター制をとっているからである。

はい、これは”理由”がない文です。

「なぜなら〜からである。」が”理由”っぽいですが、実は違います。
プロ野球も~」の文は、客観的な”事実”であって”理由”ではないです。

”事実”と”理由”が区別できていないと、上記のような文になります。
※ 筆者いわくビギナーあるあるらしいです。
ボクも内容はともかく「なぜなら」が使われている = 理由だと思っていましたw

さて、この文に”理由”を持たせると以下の通りになります。

大相撲の人気回復策としてナイター制を導入を提案したい。(主張)
なぜなら、平日の昼間に取組を行っても、会場に足を運べるファンは限られているからである(理由)
事実、プロ野球も平日開催のゲームはナイター制をとっている(事実)

うん、具体例をみると違いが分かりやすい。
最初の文でも分からなくはないが、この文と比べると説得力が違いすぎますね。

「理由」とは主観的な”主張”と客観的”事実”をつなぐ「橋」なんですね。

事実とは、主張に対する目的や必要性。
もっと噛み砕くと、主張が実現された際のメリット・デメリットですね。

ふーむ、奥が深い。

客観的な”事実”は、細部にこだわれ


理由を支える客観的な事実。
”事実”は細部にこだわるほど、説得力が増すらしいです。

以下は具体例

  1. コーヒーを飲むと、眠気が覚める。
  2. コーヒーを飲むと、カフェインの効果によって眠気が覚める。
  3. コーヒーを飲むと、カフェインが脳内のアデノシン受動態に働きかけるため、眠気が覚める。

どうでしょうか?
③は少し行き過ぎな感じがしますが、それでも詳細に書けば書くほど説得力が増すのが分かりますね。

とにかく「簡潔に!」って言われてるけど、やっぱりさ。
簡潔にすべきところ & そうでないところの判断って重要だと思いました。

まとめ


この本は本当に初心者必見だと思いました。

  • 文章の構成
  • 視覚的みやすさ
  • 添削、見直し

について書かれていて、どれも具体例があり分かりやすい。

なにより、この本の文章自体に、本書内容がアウトプットされていて、とにかく読みやすい!
インプットすると、明日からのライティング業務が少し楽しみになるよね。

ライティングの基礎を学びたいかたは、是非読んでくださいね〜

内向型人間の時代

こんにちは。hagipeyです。
3月も最終日。早いもんですね。

本当にブログの更新は面倒臭いですが、今月もラストになってしまったので読書感想文を投稿しようと思います。
このブログをはじめて分かったのですが、嫌なことをギリギリまで先伸ばしにするタイプということに気づきました。

さて、今日紹介する本はこちら。
「内向型人間の時代」

内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力

内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力

きっかけ


まず、この本を読もうと思ったキッカケを説明します。
僕の採用面接のときに自己PRがグダグダすぎて、役員の方からこの本を読むことをお勧めされたからです。

なぜ自己PRが上手くいかなかったのか?
それは、自分の性格をよく理解していなかったからです。

正直、僕は自己分析等を一切やってこなかったもあり、本当の自分がよくわかりませんでした。
自分が外向的なのか?内向的なのか?自分でも意味不明でした。

▼例えば

  • 独りでいることも多いし、仲間といることも多い。

  • パソコンも好きだし、サッカーをすることも好き。

  • 陰キャラな部分も部分あるけど、学生時代はハキハキとフランクに喋っていた思い出がある。

  • どちらかといえばリーダータイプだった気もする。

  • 学生時代は陰キャラとかを毛嫌いしていたし、、、

今までの人生を思い返してみると上記に挙げたように、内向的な&外向的なエピソードが混在しまくっていたため、自分でもよく分からなかったのです。

自分を知るという目的で、この本を読むことにしました。


感想


結論を言うと、読んで正解でした。
自分の性格について、ガッツリと向き合うことができました。
そして、性格を知れたことで、どのように振る舞って生きていくべきかが判りました。

ただし、この本自体は、僕みたいに"性格が良く分からない人"向けに書かれているわけではないのでご注意を。
筆者の主張 & 本書の流れは以下の通りです。

筆者の主張

筆者の主張は「内向型には外向型と違う良さがあるにも関わらず、世間は外向型が正しいような風潮があるのはおかしいよね。強制的に内向型を外向型に変えるような教育は考え直さなければならない。」という主張で、主に教育方法に対して問題提起をした内容です。

流れ

流れは以下の通り。

1部:世間が外向型を贔屓するようになった理由
2部:内向型は外向型にない特徴があるよね
3部:性格特性を踏まえた上で内向型人間をどう育てるのか。

このような3部構成になっております。

流れを見ていただけると分かるのですが、メインターゲットは、「(僕みたいな)迷える人」向けというより、「内向的な子供を持つ親」「教育者、リーダー」「内向的と自覚している人」向けです。

そのため、一部と二部の内容に関しては「ふーん、そうだよね、、、」的な感じでした。(正直読むの辞めようかなと思ったレベルですw)

しかし、3部のとある節で、

「内向型なのに外向型?」

というドンピシャなテーマがあり、その内容がまさに僕の性格に対しての解説みたいでしたw
そして、自分の性格を理解できた気がしました。(小並感)

結局自分はどんな性格だったかを解説したいのですが、自分の性格について語るのは恥ずかしいので、ひっそりと胸にしまっておきます。
気になる方は本書を読んでみてください。



終わり

「嫌われる勇気」を読んで、僕は動物だと思った話。

 

皆さんこんにちは。

2月も最終日ですね。hagipeyです。
正直に言うと、ものすごくブログ書くのが面倒なのですが宣言した以上は書きたいと思います。

 

今月は「嫌われる勇気」を読みました。 

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

 

この手の自己啓発本とか読む人は少しダサい人が多いので、正直あまり読む気はしませんでした。

しかし、ミーハーでダサい僕はいつの間にか手に取っていました。(笑)

 

●ザックリと感想 

この本の流れとしては、

「全ての悩みは対人関係にあります。つまり、対人関係での悩みがなくなれば幸福な人生になるよ。」

というアドラーの主張に関して、具体例を出しながら終始解説しています。

 

最終的には、

「対人関係に悩まくなり人生をハッピーにするには共同体感覚を身につけることが重要」とアドラーは主張しています。

 

共同体感覚とは以下のよう概念です。

  • 他社を仲間だとみなし、そこに自分の居場所があると感じられること。
  • 自分は共同体の一部であって世界の中心ではない。

この共同体感覚がとにかく大切なんです!(笑)

 

この共同体感覚がどうして重要なのかを説明すると長くなるため省略しますが、どちらにせよ、 科学的な根拠が薄いため、読者によっては「綺麗ごと」とか「胡散臭い」とか思うかもしれません。

ですが、僕自身はこの考え方に同意できることが多かったです。

特に「幸福感」と「共同体感覚」は関連性については、以前から考えていた僕の中の「幸福」の定義に少し似ていました。

 

以下のように感じたことある人は、本書を納得しながら読み進められると思います。

  • 孤独なお金持ちを見て哀れみを感じたことがある。
  • 貧しい環境のはずなのに幸せそうに暮らしている人を見て羨ましいと感じたことがある。
  • 感動系の戦争映画とか見終わった後に「戦時中で辛いはずなのに、現代人より幸せそう」とか感じたことがある。

似たような感情を抱いたことが一度くらいはあるのではないでしょうか?

そんな人は本書を読めば、その感情を抱いた理由が分かると思います!

 

 

 

以下は、細かい箇所で「なるほどな!」と思った箇所。

 

傾向性の話のところです。

アドラーは以下のように本書で主張していました。

他社の評価を気にかけず、他社から嫌われることを怖れず、承認されないかもしれないコストを支払わないかぎり、自分の生き方は貫けない。

ザックリと解説すると、
どんな相手でも自分を貫くことが大切で、自分を貫けない人はダメたいです。

 

例えば、嫌われないように接し方や言動を人によって変化させることはアドラー的にはあまり良くないとのことでした。

このような行動は「嫌われたくない」という本能的な欲望に従っているだけで、そんな生き方は欲望の奴隷でしかないみたいです。(byアドラー)

 

僕自身、接し方や言動で誤解されることが多いタイプで、なるべく人に嫌われないように努めていることが多かったので、アドラーのこの考えには少し驚きました。

 

人に嫌われないように一応努力していたのですが、その努力は全然ストイックではなかったみたいです。
むしろ、ストイックどころか欲望的・本能的な動物的な行動でしたね。(真逆)

 

会社を見渡してみると、たしかに役職が上の方の人ほど、どんな場面でもストイックに自分のスタンスを貫き通している気がします。
それに比べて、僕はまさに欲望の奴隷でした。(笑)

 

欲望のままに行動している動物です。
僕は動物だったらしいです。

コミュニケーションが下手なフレンズでした。

 

いつかは人間になれるように頑張らないと。
そういう意味で、自分のスタンスや生き方について考えさせられましたとさ。

 

3月もお楽しみに!

おしまい。