Hatena Hagino Blog

読書感想文と小ネタ

"「YouTube動画SEO」で客を呼び込む"を読んで、ひと儲けした話【YouTube SEO】

こんばんわ、hagipeyです。

 

そろそろ11月も終わりですね。いよいよ2017年もあと1ヶ月。11月は寒くなったこともあり、ダルくてプライベートの作業をサボりがちでした。反省点が多かった気がします。

 

ラストの12月は、とにかくやることやって有終の美を飾りたいです。

 

さて、今日紹介する本はこちらです。

「YouTube動画SEO」で客を呼び込む

「YouTube動画SEO」で客を呼び込む

 

別にYouTuberになろうと思っているわけではございません。YouTubeの検索アルゴリズムに興味があるのです!

 

まずは購入経緯から話しましょうか。

 

- 購入経緯

一言で説明すると以下2点を知りたかったからです。

YouTubeと言えばご存知の通り、Googleが運営する世界最大の動画プラットフォームです。

 

YouTube(広告収益)で稼げることが世間に知られてから、YouTuberや動画コンテンツが膨大に増え始め、それに比例するように視聴者数もドンドン増えています。

 

どんなWEBサービスにも言えるのですが、コンテンツの数が増えると検索機能が重要になってきます!お客さんに最適なコンテンツを届けるために検索機能を試行錯誤して改善しますよね。

 

これはGoogleのWEB検索も同じです。無数にあるWEBページを様々な評価軸で点数を付けて並べているのです。(スコアリング)

 

そのため、当たり前ですがYouTubeであってもGoogle検索のような”厳密なスコアリング”の必要性が出てくる ≒ つまり独自のSEO理論がある」と僕は考えています。(しかもGoogleの小会社ですからね。)

 

いわゆる「YouTubeSEOを制したものがYouTubeを制す」という時代が近いのではないかと感じています。

 

そこで、SEO担当者として「現在のYouTubeはどうやってスコア化しているのか?」「Googleの検索SEOとどこまで親和性が高いのか?」を知りたくて、本書を読むことにしました。

 

ちなみに"YouTube動画SEO”という言葉自体はまだまだ一般的ではありません。YouTube × SEOの書籍も現在ではこの本くらいしかありませんでした。

 

- 読んだ感想

さて、当初の目的は果たせたというと、正直「微妙」です。

 

そもそものターゲットがYouTube初心者なこともあり、テクニカルな話はなく基本的なSEOのお話が多いです。仕事でもSEOを扱っている僕にとっては退屈な内容でした。

 

ただ、YouTube初心者にとってはかなりお勧めできますね。

 

本書は「ニーズ調査 ⇒ 企画 ⇒ 動画制作」の3章で主に構成されています。その中でニーズ調査の項目は、Googleの検索アルゴリズム特徴を上手く絡めがら説明しているため、初心者であっても「集客の戦略」や「動画の目的」の重要性が理解できると思います。

 

とはいえ、僕自身もYouTube観点のSEOについては知らないことが多く、色々と学びがありました。

 

「顧客にリーチする動画は何か?」
そのヒントがたくさん書かれていましたね。

 

僕も何かを掴めた気がしました。

 

そう、何かを掴めたのです!!!!!!

 

- 実際に動画をアップしてみた。

インプットしたらアウトプット!と言うことで、とある休日に実際に動画を6本作ってみました!!!!(※動画の内容は絶対に教えません)

 

実際に作った過程を簡単に紹介します。

 

① ニーズ調査 & 企画

ノウハウを最大限に活かしてニーズ調査 & 企画しました。

ベースは「会社で学んでいるSEOのノウハウ」×「 動画コンテンツの特徴」×「本書の内容」です。

 

最後に、隠し味として「独自の仮設」を少し加えて企画を完成させます!(会社と違って好きなようにできるの最高です!!!)

② 動画制作

無駄に器用なので小難しいAdobeを使って挑戦!
Adobe PhotoShop
Adobe Premiere
Adobe After Effect

上記3ソフトを駆使しました。

 

また、1本1本丁寧に作る余裕はないため、効率化を意識しました。全6本の動画ですが、構成(フレームワーク)を全て同じもの使って、中身を変えてサクサク6つ作成しました。

 

といっても1本制作に3.5時間くらい掛かりましたねー。

 

あ、もちろん僕は出演していませんよ。いわゆる、まとめ動画的なやつです。(グレーなやつですね)

 

3) アップロード & 収益化の設定する。

完成した動画をアップロードして収益化の設定をします。実は意外と面倒臭いんですよね。

 

タグ付けだったり、Adsenseの登録だったり、YouTubeの管理画面の見方だったり、マイページの設定だったり・・・

 

変にこだわって意外と時間が掛かってしまいました。もろもろ調整したら最後にアップロードして完了です〜!

 

ザックリと以上の工程でした。


率直な感想は、動画制作なかなか辛いと思いました。調査やら動画素材を集めたりとか、最後のほう挫けそうになりましたが根性で完成させました。

 

やっぱりクソ動画でも企画通りできると嬉しかったですね!!!!

 

さて、仮説通りに集客できるのでしょうか・・・?
いよいよ検証です!

 

- YouTube SEO ~検証結果~

結論から言うと、想像以上にハマりました!!!!


こちらは過去28日間のデータになります。

f:id:hagipey:20171129223409p:plain

 

こちら28日間のデータですが・・・

  • 総再生時間が1,000,000(分)超え!
  • 再生回数は一本あたり月に約5~10万回!(ちなみに期間指定なしだと、全動画10-30万あたり再生されています。※11/30現在)
  • 収益は28日間で200ドル以上!

ほんとYouTubeは色々とすごいっすね。(笑)

 

200ドル稼げたのも嬉しいですが、あんな手抜き動画が1,000,000(分)されたことに驚きを隠せませんでした!

 

「1,000,000分 ≒ 2年」ですからね!なんとも言えない征服感に満ち溢れました(笑)。一方で大勢の時間を奪ってしまった罪悪感も少しあります笑

 

そして、何よりも「(集客に関する)僕の仮説が合っていた!」というのは最高に気分が良いですよね〜(嬉)

- 考察

「結局、どんな動画を作れば良いの?」と思うかもしれませんが、それをブログに書くことは難しいです。

 

当たり前ですが、検索キーワードに対するニーズは様々なので最適解も状況によりけりです。そのため一概に語ることはできません。

 

ただ1つ言えることは「Youtube / Youtuberはすげー」ってことです。

 

  • 一度作れば、収益が半永久的に発生する。※ 著作権OKな動画に限りますが・・・
  • 自撮り系のYoutuberは制作コストがかからないため、人気でたら費用対効果がやばそう。
  • SEO的な体系化された勝ち筋が必ず存在する。

 

僕は今回”まとめ系”の動画を作ったので、本当に時間が掛かりました。運良く全部当たりましたが、仮に数十回しか再生されなかった場合は労力の無駄でしかありません。

 

一方で、ファンを抱えている人気Youtuberに関しては、簡単な自撮りでも再生数をゴリゴリに稼ぐことはできるんですよねー。ハッキリ言って恐ろしいです。本当に億万長者になれてしまうポテンシャルを感じました。

 

Googleの還元率に左右されるとは言えども、動画を出せば出すほど積み上げ方式で増収します。いわゆる収益逓増型のビジネスです。ある程度スケールすれば寝ていても数百万稼げてしまうのは羨ましい限りです。

 

自分は出演するのは嫌なんで、誰かをプロデュースしたいと思いました。(手数料は収益の20%からで。笑)

 

終わり

「マンガでわかるプロジェクトマネジメント」を読んで新卒PMが感じた2つのこと。

こんばんわ。hagipeyです。
いよいよ10月も終わりです。今年の10月は2回の台風&雨の日が多く、天候に恵まれなかったですね。

 

近所の金木犀も一瞬にして木から落ちてしまい、地味に癒やしであった、通勤時の良い香りも終わってしまいました・・・

 

さて、今月紹介する本はこちら。

マンガでわかるプロジェクトマネジメント」です。

マンガでわかるプロジェクトマネジメント

マンガでわかるプロジェクトマネジメント

 

 

● 背景


ひょんな事から新卒なのにPM的な役割になってしまい、「俺って一体何をすれば良いの・・・?」という状態に陥ったためです。

 

具体的には、「自分が思っている役割」「上長が期待している役割」「プロジェクトメンバーが期待している役割」の認識がズレている気がして、そもそもPMって何なのかをキャッチアップする必要がありました。

 

そこで、PM経験が豊富な先輩に紹介してもらった本がこちらでした。


今回はこの本を読んだ上で、PMとして個人的に大事にしたいと感じた2点を抜粋します。

 

(1) キックオフ前の準備がかなり大事!

まず、読んで思ったことはPMはプロジェクト前の準備がとにかく大事だなと思いました。


本書でもページの大半が「実装要件の洗い出し」や「 アクティビティ定義」などプロジェクト前の準備の話でした。たしか、ページの50%-60%くらいで、ようやくキックオフMTGが始まったと思います。

 

つまり、プロジェクトがスムーズに進行するかどうかは、事前準備の段階で50%くらい決まっていてるとも言える気がします笑

 

事前準備とはザックリ言うと以下の2点です。

  • 成果物の仕様(実装要件)に見落としがないか?
  • 必要な作業に見落としがないか?

本書で色々なフレームワークを紹介していました。しかし、これは上記2点を抜け漏れなく考えるためのツールにすぎません。

 

フレームワークを使わなくても抜け漏れなく実装要件を把握し、的確な指示を出せる状態になればOKと言えるでしょう。

 

当然ですが、PMが洗い出した実装要件をベースに開発リソースなどが見積もられます。プロジェクト開始後に、追加作業が発生したり or 作り直しになったらプロジェクトメンバーはかなり萎えますよね。

 

進行していく過程で発見した想定外の問題は別として、PMのうっかりで追加作業が発生したらマジで最悪でしょう。本書を読んで、「ヤバイ!」と思って仕様を2回、3回と見直したのですが抜け漏れがやっぱりありました・・・(あぶないあぶない)


どんなにタスクが忙しくても見直しはしておきましょう!(自戒)


(2) 仕様に関する理論武装をキチンとしとく。

そして、もう1つ大事なことが「仕様に関しての理論武装」です。

 

仕様に対する質問されたときに、納得のいく受け答えができないとメンバーは不安になります。そのため、自分の決めた仕様に関しては、しっかり答えられる準備をしておくのがベストです。

 

PMの意思決定が不安定だったり、納得感が持てないとメンバーの士気は下がります。本書内でも「プロジェクトマネージャーは自信を持って堂々とすること!」と書いてありましたね。それと本質的には同じです。

 

僕のような陰キャラだと自信満々に振る舞うのは中々ハードルが高いものです。根本的にリーダーに不向きな性格ではありますが、それでもPMをやらなければいけません。

 

そのため、せめて仕様だけでもしっかり考え抜いて、メンバーが安心して作業に集中できるようにしなければ!と思いました。実績もない初心者が、人間性の部分以外で安心感/信頼感を出すには、これしかないと思います。

 

ということで、仕様など諸々判断に納得感を持たせるために、僕は以下の3点を意識しました・・・

  • マーケでGA使えるようになったので数字を提示する。 ← やっぱり下がってる数値等を見せればプロジェクトの必要性がリアルに伝わる。
  • プロジェクト憲章を緻密に作りこむ。←言葉では伝えきれない情報も、ドキュメントを見れば理解できる状態にする。
  • プロジェクトメンバー以外の第三者チェック(偉い人の意見)を必ずいれる。

当たり前のことばかりですが。(笑)
しっかり考えている姿勢が伝わればひとまずOKでしょう・・・

 

そして、もう1つ。


ある程度大きなリリースの場合は、ビジネス的な観点で「優先度」を決めておくことも大事です。

 

エンジニアさんは、大きな作業を機能やページ単位に分けて開発するため、「機能の優先度」「リリースの順序」について十中八九質問してきます。

 

そのため、優先度を聞かれたら、ズバッと答えられると良いですね。仮にリリース順序で大きな差はなくても、理想な状態を考えているかどうかが大事なのです。


感想

読んだ感想としては、「あ、オレが認識している役割と違った・・・」という感じでした。そして、PMの役割や理想像がザックリと腹落ちできたのは大きかったです。(そこらへん誰も教えてくれないので・・・)

 

とにかくPM初心者の人は、2-3時間で読めるのでオススメかもです!


それではまた11月にお会いしましょう〜ノシ

リーダーじゃないけど「リーダーが忘れてはならない3つの人間心理」を読んで感じたこと。

こんにちは。9月もラスト1日ですね。肌寒くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 

僕はと言いますと、慣れない仕事が多く日中はいつもバタバタしていましたが、ようやく仕事以外の少ない時間を有意義に使えるようになってきたなと。

 

前までは仕事でイライラしたり、忙しい状況だと、プライベートでもソワソワが続いたのですが、頭や心の切り替えができるようになった気がします。

 

9月もラスト1日。今回読んだ本はこちらです。

リーダーが忘れてはならない3つの人間心理 (Forest2545Shinsyo 10) (フォレスト2545新書)

リーダーが忘れてはならない3つの人間心理 (Forest2545Shinsyo 10) (フォレスト2545新書)

 

 

リーダーが忘れてはならない3つの人間心理」です。

 

9月は忙しかったため本当は読書なんてしたくなかったのですが、なんだかんだ継続した習慣を途切らせたくなかったので、会社の本棚から薄い本を拝借して読みました。(笑)

 

リーダーではないですが、

  • 教育心理学的な話は好きなので面白かった。
  • (社長がつけたと思われる)折り目があったので興味深かった。

 

内容に関しても、理論よりもエピソードが多く、良い意味でライト。そして、1-2時間ほどで読み終わるのでオススメです。

 

以下、本書で紹介していた"3つの心理"に沿って、備忘録的に面白かった箇所をピックアップします。

 

第1原則:「快」と結びつける

「快」とはワクワクです。

 

そもそも人は「ワクワクすること」しか主体的にやろうとしない。また、ワクワクな状態は脳が活性化して仕事のパフォーマンスが上がるそうです。

 

だから、従業員には「ワクワク」させなきゃいけないよ〜ってことが書かれています。

脳には二つの経路が備わっているとされています。一つは「情動経路」、もう一つは理性的な「認知経路」。そのうち「情動経路」は、瞬時に自分に起こっている出来事を、自分にとって「快」か「不快」かと、かぎ分ける。  

「情動経路」での判断が「価値の一次判断系」。「認知経路」での判断が「価値の二次判断系」と言われてるそうです。

 

一緒に仕事するメンバーが「生理的に無理」状態になってしまうと、価値の一次判断で「不快」判定が無意識的に行われて、パフォーマンスが落ちてしまうらしいです。

 

僕は恵まれている方ですが、すごく分かります。

 

第2原則:「意味」を与える。

メンバーに「意味」を与えることが大事だよって章でした。

 

意味とは、主に以下の2つです。

  1. 会社における自分の存在意義
  2. 会社における自分の業務の意味。

・・・共感できます。

 

僕も入社当時、何もできなかったとき、つまり「会社にとって意味のない人間」だと強く自覚していたときは、結構辛かったです。

 

この章ではアウシュビッツ強制収容所のエピソードが印象的でした。

地獄のような環境、そして「明日は自分たちがガス室行きか」と怯える毎日。そんな環境下で、どういう人が生きながらえたか。

 

体格のいい人か?違う。健康な人か?違う。

 

それは「生きる意味」を失わなかった人だ。

 

絶望的な環境下でも「生きる意味」を失わなかった人だけが、狂わずに最後まで耐えられたみたいです。

 

示唆に富んでますよね・・・。( 笑)

 

「働く意味」はよく考えることはありますが、さらに上のレイヤーの「生きる意味」については全然考えたことなかったなって気付かされましたw

 

ブレずに起業している人は、これらの意味についてしっかり腹落ちしてそうだなーと思いました。

 

第3原則:「演じさせる」

第3原則として「演じさせる」ことについて語られていました。

 

簡単に言うと、どんな人だって「社長」になった途端「社長」ぽくなるってこと。

 

人は新しい役割を演させることで、演じた通りの人間になる根源的な性質がある。演じる過程で自分自身の秘めた能力に目覚め、成長するらしいです。

 

かの有名なスタンフォード監獄実験などもそうですよね。

 

まあ要するに、素質のある人にはどんどんチャレンジさせた方が良いってことです。当人は「僕がリーダーなんか無理です!」て言っても、結局は期待通りの役割を果たすことが多いってことが書かれていました。(もちろん納得させて主体的に演じてもらう必要はありますが・・・)

 

これも周りの先輩方などを見ていると、その通りだなって思いました。(小並感)

 

最後に・・・

冒頭でも触れましたが、各ページに折り目が付いていて興味深かったです(笑)


おそらく社長がつけたのではないかと思います。

 

おかげさまで、今まで見てきた社長の振る舞いや判断にも「あてはまるなー」て箇所が多かったので、すごく身近に内容を感じることができました。

 

さてさて、明日から10月ですね。

 

さらに頑張っていきましょう〜! 

 

 

「インターネットの次に来るもの 〜未来を決める12の法則〜」を読んで、未来が少し見えた話

こんばんわ。

 

8月もラストですね。今夏を振り返ってみると、特別なこともなく普通の毎日で少し物足りなかったです。まぁとにかく、来年はもっと実りのある8月にしたいとヒシヒシと感じました。(色々な意味で)

 

さて、今月読んだ本はこちらです。

〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

〈インターネット〉の次に来るもの 未来を決める12の法則

 

<インターネット>の次に来るもの 〜未来を決める12の法則〜

 

どんな本かと言うと、まさにタイトルの通りです。


人工知能、 仮想現実、 拡張現実、 ロボット、ブロックチェーン、 IoT、 シンギュラリティなど、今後の起こるだろう未来についての考察です。

 

ある一つのテーマに絞っているのではなく、多角的な視点から考察されているため、納得感はかなりありました。文章は少し冗長で好き嫌いは別れると思いますが、読みながら未来が想像できるため、SFとか妄想とか好きな人はオススメできますね。


● 読むに至った背景

僕は起業欲があるため、そのネタ探しが目的でした。

 

本書の内容とは全然関係ないのですが、事業としてサービス運営していくにあたって、そのサービスが”時流に乗っているかどうか?”って超重要な要素だと個人的には思っています。(当たり前のことですが)

 

ベンチャーに入社してから色々なサービスを見てきたのですが、やはり時代に合ったニーズをいち早く掴んだサービスが勝っている印象です。

 

「未来を常に予測しながら準備 ⇒ とあるタイミングで時流に乗る ⇒ 爆発的に成長する」ケースが多いなと。もちろん偶然ではなく、このサイクルを必然的に起こしている気がします。

 

やっぱり先読みして準備している人は、強いなと。

 

特に僕みたいな才覚のない人間だと、後発で何かやり始めても追いつけないと思うので、やはり上記が鉄板ルートだと思っていますw

 

なので、「数年先の未来について常にアンテナを立てておこう!」という意味で本書を読みました!今回は12章あるうちの一番興味深かったテーマについて解説 & 感想を書きたいと思います。

 


● 一番面白かったテーマは、やはりWEBでした。

前述しましたが、この本には人工知能、 仮想現実、IoTなど、あらゆる分野のお話が載っています。しかし、僕が一番興味を持った分野はやはりWEBに関するテーマでした。(第三章:FLOWING)

 

ちなみにAI・VR・loTなどの話は、サービスのヒントという観点では技術的すぎて僕は全然イメージが湧きませんでした。優秀なエンジニアが読めば、また違う感想を持つと思うのですが・・・

 

やっぱりWEBがイメージしやすくて最高ですよね。(笑)

 

とまぁ、そのテーマ内で僕が一番衝撃を受けた箇所は、「デジタルコンテンツの付加価値」に関する箇所でした。以下、本書内を引用します。

 

"現在、価値の軸は再び反転している。無料コピーの奔流が、既存の秩序を驚かせているのだ。


膨大な無料のデジタル複製物で溢れかえるこの飽和状態のデジタル宇宙では、コピーはあまりにあふれていて、あまりに安い。実際はタダ同然。なので、本当に価値があるのはコピーできないものだけとなった。
(略)
コピーが超潤沢にあるとき、それは無価値になる。その代わりコピーできないモノは、希少化して価値をもつ

 

コピーできない価値って、いわゆる付加価値のことです。

 

つまり「付加価値>>>コンテンツ本体の価値」になると筆者は述べています。ビジネス観点で見ると、今もインターネット上にはコピー品で溢れかえっていますが「コピー対策をしながらコンテンツ本体を売るビジネス」よりも「コピーされるのは仕方ないと割り切って、付加価値を売るビジネス」のほうが儲かる時代になるとも捉えることができます。

 

さて、「付加価値って具体的に何よ?」と気になるかと思いますので、実際に本書で紹介されていた9つの代表的な付加価値について紹介します。

 

● 代表的な9つの付加価値

すごく端的にまとめられた記事があるため引用しますw

興味ある方だけお読みくださいませ。 

1.信用

信用は時間を掛けて得るものであり、コピーできない。信用のある情報と信用のない情報であれば前者の方が価値があると考えることは自然である。

 

2.即時性

コピーされフリーとなるには時間がかかる場合がある。たとえば映画上映初日にその映画のDVDが発売されることはないだろうし動画サイトにあがることもないだろう。(後者はゼロとは言わないが。。。)しかし、その映画を公開初日に見るために映画チケットを払うことは自然だ。いずれ、無料で観れることになったとしても。

 

3.パーソナライズ

その情報を使用・消費するようにカスタマイズされたものであればそこに価値を見出すことは容易だ。ミステリー小説が好きな人にはミステリー小説のオススメリストを、政治学が好きな人には政治関連の本をオススメリストを提供する。好みや興味は人それぞれことなり、ひとりひとりに見合ったものを提供することは価値となる。

 

4.解釈

情報自体は無料だが、その情報をどう扱うかに対して価値を付けることはできる。筆者は医療の分野でこの傾向が顕著に見えてくるだろうと述べる。たとえば、DNA検査はいずれ無料で実施されるようになる。しかし、その検査でわかったことの意味・どう行動すればよいかという解釈はお金をもらうに値する価値となる。

 

5.信頼性

品質の信頼性や発行の信頼性をイメージするとよい。誰がどのような目的で作成したかわからない情報よりも情報の発行元が明確となっている情報のほうが信頼がおけ、そこに価値を支払うことは可能だ。

 

6.アクセス可能性

所有するのではなく、いつでもアクセス可能であることはいまや価値の一つとなる。無料でダウンロードできる音楽だったとしてもそれが自分のデバイスの保存容量を食うものであったり他のデバイスとの同期が不可能であった場合、クラウド上で保管できどのデバイスでも自由にアクセスできるのであればお金を支払う場合もあるだろう。

 

7.実体化

インターネット上にあるものは全てコピー可能であり、それは実体を持たないことが可能にしている。それが、実体を持った途端コピーが困難になりたちまち価値を持つようになる。たとえば、好きなアーティストの曲やライブを視聴することはインターネット上で可能だが、そのライブに実際に行き参加するということになるとお金を支払うこととなる。なぜなら、実際のライブ経験はコピー不可能だからである。

 

8.支援者

熱心なファンの中には好きなものの対象にお金を払いたいと考えている人が少なからずいる。支援者の力には価値が発生する。

 

9.発見可能性

どれだけ有用な情報であったとしても見つけられず見てもらえなければ無価値と同じものとなる。情報が集合し、利用者がその集合体にアクセスすることで単体では見つけられなかった情報にアクセスすることができるようになった場合、その発見可能性に対してお金を支払うことになる。

 

21世紀にあなたの仕事はもう存在しない④『インターネットの次に来るもの-未来を決める12の法則-』【読書屋まとめ!】 - 読書屋!BookBankどっとこむ


こんな感じです。まさにその通りの時代になってきているなと。
最近のできごとを振り返っても、

  • VALUやSHOWROOMなどの個人間の投資事業が台頭してきたり、
  • キングコングの西野が、絵本を無料配布したり、
  • 基本料金無料のサービスなどなど、

これらの付加価値を上手く利用している事例がポンポン思い浮かびます。

 

この流れは今後さらに加速していくのではないでしょうか。そして、AI・VRなどのIT革命より先に、既存コンテンツの売り方がガラっと変わる"価値"革命的な変化がある気がします。この変化を見越した事業プラン作りと言うのも、良いかもしれませんね。


● 最後に

僕の会社のサービスはストックフォト事業なのですが、現在ストックフォト業界では"定額制ブーム"の波がきています。※定額制とは、簡単に言うと使い放題プランのことです。

 

この定額制トレンドに関しても、まさに今回の話とかなり親和性が高いなと。

 

つまり、定額制プランの価値とは・・・
結局のところ、”数百枚の写真自体の価値”ではなく、”好きなときに信頼できる写真を自由に使える価値"を売っているのですよね。

 

もちろん、何も考えずに定額プランを作っても売れるとは思いますが、この視点を持っているか or 持っていないかで、サービス設計やマーケティングの方向性は変わってきますよね。そして、売り方が変われば長期的に利益に響いてくるのかなと思っています。

 

WEBサービス系の会社で働いている & 将来起業したい僕にとっては、この本は総じておもしろかったです〜!

 

終わり

ダークサイド・スキルを読んで、闇落ちしようと思った話。

7月もラスト1日。
今月読んだ本はこちら。

 ダークサイド・スキルです!

実はこの本、今月に発売したばかりの最新作。
 
この本を読もうと思った理由は、以下の2点です。
  • 新作だったから
  • タイトルが格好良かったから
7月のブログ更新ですが、とりあえず新作本のレビューを書こうと思っていました。やはり、ブログは色々な人に読んで頂くことに意味があるので、なるべくレビューの少ない本を読もうと決めていました。
(名著と言われる本は、質の高いレビューが沢山あって僕の文章力では勝てないですよね・・・)
 
そんな中で、ワーっと今月発売の本をAmazonで探していたときに、発見したのが「ダークサイド・スキル」です。中二心をくすぐるタイトルと表紙に惹かれて、今月はこの本に決めました。
 

● そもそもダークサイド・スキルって何?

ダークサイド・スキルと聞くと何を思い浮かべますか?
「闇落ち」「悪」というイメージが強いですよね。(笑)
 
本書では、ビジネススキルを主に2つの種類に分けて論じています。
「ブライトサイト・スキル」「ダークサイド・スキル」です。
本当に文字通りの意味で、光と闇ですw
 
「ブライトサイド・スキル」と呼ばれていいるものは、一般的なビジネススキルのことです。例えば、論理的思考力、財務・会計知識など。他にはプログラミングのスキルとか専門的な技能もブライトサイドですね。いわゆる真面目な人が、コツコツ頑張って身につけていくスキルのことです。
 
筆者は、ブライトサイド・スキルも重要だと述べた上で、そのスキルだけでは組織を動かせないよねと主張しています。(当たり前ですが)
リーダーとして成果を出す組織を作るには、「ビジネスコミュニケーション・スキル」などの綺麗ごとではなくて、もっともっと本質的なヒューマンスキルが必要だと。
 
このヒューマンスキルが、人間としてドロドロした闇の部分、自分や他人の「闇」に手を突っ込んでいかなければ身に着かないスキルなので、「ダークサイド・スキル」と定義しています!
 

● 具体的なダークサイド・スキル

本書では、ダークサイド・スキルの具体例として、以下の7つを紹介していました。
  1. 思うように上司を操れ
  2. KYなヤツを優先しろ
  3. 「使えるやつ」を手懐けろ!
  4. 堂々と嫌われろ
  5. 煩悩に溺れず、欲に溺れろ
  6. 踏み絵から逃げるな
  7. 部下に使われて、使いこなせ
粒度にバラつきがあり、実際に読まないと「???」と思うかもしれませんが、何となく言いたいことは伝わるのではないでしょうか。具体的なスキル名と言うよりは、「成果をあげる組織にするためには、この7つの指令を徹底しろ!」みたいなイメージです。そして、これら指令?に対して、実践方法やメリットの紹介がされていました。
 
まぁ、お気付きかもしれませんが、中〜大規模な会社の中間管理職向けに書かれて本でしたね(笑)。ただし、新卒のペーペーでも大部分は納得ができる内容でした。小難しいビジネススキルの話は少なく、各章に具体的な事例も載っていて読みやすかったですね。
 
「ダークサイド・スキル」というタイトルも秀逸ですが、読んだ感想としては、「ビジネス現場における”リーダーシップ”や”人間力”の伸ばし方」的な主題の方がマッチしているのかなと。理論だけなく行動ベースでハウツーが書かれいてイメージしやすかったです。
 

 

僕自身としても、社外・社内とわず、今まで色々な先輩を見てきましたが、「すごいなぁ〜」と思った人ほど、ダークサイド・スキルを多く実践できている気がします。(笑)
 
各章を読んだときに、自然と当てはまる上司の顔が浮かんできましたね・・・
 

● こんな人にオススメかも!

仕事のパフォーマンスに悩んだときに、よく「頭が良ければ・・・」「ロジカルシンキングができれば・・・」みたいな結論に陥りがちな人などにはオススメかもしれません。僕も1~2年目は、「仕事ができない=論理的思考力が足りない」と思っていましたが、半分正しくて、半分間違っていたなと思います。
 
論理的思考力しかり、最低限の実務能力は必要不可欠ですが、もっともっと大切な能力が沢山あるな〜と。仮に僕がロジカルだったとしても、それだけでは大きな結果は残せないと思います。
 
なので、リーダーではなく新卒だとしても、将来的なことを考えたら「ブライトサイド・スキル」は程々にして、ダークサイドなヒューマンスキルを意識して生活した方が、後々に役立ちそうな気がします。
 
 
そんで、「若い内に、ダークサイド・スキルとして何ができるの?」という話になりますよね。中間管理職向けで基本的にはマネジメントのお話ばっかりだったのですが、1つだけ新卒でも当てはまる内容があったんですよ。
 
それはベンチャーでもお馴染みの「やり切る」ことでした。
 
ダークなヒューマンスキル(人間力)を高めるためにも、「やり切る」ことが必要でした。(笑)
 

 ● やはり「やり切る」ことは超重要! 

ベンチャー界隈で、度々耳にする「Grid(グリッド)」「やり切る」は、ダークサイドでもやはり超重要項目の一つでした。
 
当たり前ですが、口だけのリーダーが率いる組織はほぼ100%失敗します。周りを巧みに動かしたり、仲間にフルコミットしてもらうためには、まずは、自分がどんな状況でも信念を持ってやり切る必要があります。
 
自分が、チームで一番やり切れる人間になる。そこで初めて、リーダーのスタートラインに立てるということです。
 
そして、面白いことに、「やり切る習慣」をつけることは、年齢関係なく、意識次第で身に着けることができますよね。非常に重要なスキルなので、リーダーに「なる!」「ならない!」に関わらず、早い段階で習慣化するにことしたことないですよね・・・
 
ちなみに余談ですが、「やり切れる人」or「やり切れない人」は、本当によく分かりますよね。箔がついている人は皆、すべからく何かをやり切った経験がある気がします。
 
”やりきった経験”と”人間力”って異様に比例してませんか???
何かを成し遂げた自信なのか、やり切ることに意味があるのかは分かりませんが・・・
 

● ということで・・・

25歳の目標として「やり切る」を目標に、闇落ちしようと思います。(今更感)
 
というのも、最近仕事とは別にやりたいことが沢山あるのですが、まぁ進捗が悪いです。やらなきゃいけないのに、誰にも強制をされていないので、少し甘えが目立っていました。
 
25歳って良い歳ですし、まずは自分との約束くらいは守れないとダメですよね・・・
 
ということで、約束通り今月分のブログ更新です!!!!!!!
(残り3分)
 

 

 

 

 
 
 

「4月になれば彼女は」を読んで、川村元気さんのファンになった話

 
皆さん。こんにちは萩野です。
もう6月も終わりですね。
 
ということで、今月の読書レビューを綴りたいと思います。
今月は、川村元気さんの「4月になれば彼女は」です。
 
まず皆さんに言っておくと、この本は「意識高い系」が読む本ではないということです。ハウツーとか自己啓発とかの要素は一切なく、架空の恋愛小説です。しかし、とても面白かった。 
四月になれば彼女は

四月になれば彼女は

 

 

この本を読むきっかけ

一言で説明すると、著者である川村元気さんに興味を持ったからである。
後述しますが、モノゴトへの考え方や捉え方が非常に共感できる部分があり、この方が描く恋愛小説を読んでみたいと思いました。
まずは、川村元気さんの紹介から・・
 

川村元気とは

日本の映画プロデューサーであり、小説家です。
wikiの作品一覧を見るとは、「君の名は」「電車男」「モテキ」「おおかみ子どもの雨と雪」「怒り」「バケモノの子」・・・etc
 
僕が近年視聴した国内映画のほとんどに、彼が関わっていたことが分かりました。そこにまず衝撃を受けました。そして、上記の作品例を見ると分かるのですが、彼の関わっているほぼ全ての作品が、世間一般でヒット作と呼ばれている映画です。おそらく皆さんも聞いたことのあるタイトルばかりかと。
 
それぞれ映画の主監督は違えども、企画やプロデュースに彼が関わっていました。
 
そこで、ふっと僕は思ったのです。
「これらのヒット作を支えているのは、彼の力なのではないかと。」
極端かもしれませんが、少なからず彼に何か秘密はありそうだなと。そして、再現性のあるヒット作の産み出す方法を知っているのではないかと・・・
 

衝撃を受けたインタビュー記事

そこで、僕は川村元気さんに教務を持って彼に関する記事などを探しました。そして、とあるインタビュー記事に辿り着きました。
 
僕はその記事に衝撃を受けました。
コレがそのインタビュー記事です。(本を読めとは言わないが、この記事は暇なら見て欲しい)
 
インタビューの内容は、僕が今回読んだ小説の「4月になれば彼女は」に関するお話なのですが・・・
  • 小説に対する考え
  • 恋愛や幸福に対する考え
  • 作品を作る上で大事にしていること
インタビュー記事を通して伺える、これらの考え方に非常に共感せざるおえなかったです。
 
自分を棚に上げるわけではありませんが、僕が常々感じていることとスゴく似ていて、自分と近い感性を持っているのだなと思いました。そして僕が言語化できず曖昧に捉えていた概念が、このインタビューでズバッと明快に言語化されていました。
 
そして読み終わったと同時に、「君の名は」の大ヒットは彼の影響が大きかったのではないかと思わざるを得ませんでした。(今までの新海誠さんの作品と「君の名は」の違いは、川村元気さんのコダワリから生まれたような気がします)
 
今回は読書レビューといっても、人によって解釈が異なる恋愛小説の感想を書いていても仕方がないので、上記でとりあげたインタビュー記事について感じたことを綴っていこうと思います。

自己愛について

インタビューの記事の中で、「恋愛が失われている理由」について以下のように答えていました。僕が特に共感できた部分です。(少し長いですが)
 

 「まずはみんな、自己愛が強すぎること。そもそも自己愛が強い人が多いし、それを助長するSNSがある。誰かに好きになってもらいたくてやっているSNSなのに、リアルなライクに繋がらない虚無感がありますよね。Facebookの友達が一体何人、自分のお葬式に来てくれるか? という話。小説に出てくる主人公・藤代の婚約者、弥生が『一人でいるときの孤独は耐えられるけど、二人でいるときの孤独は耐えられない』と言う場面があるのですが、まさにそれです。それぞれが自分を好き過ぎるゆえに、みんなでいるのに孤独を感じる。そうすると、自分以外の誰かを愛するところまで余裕が持てない」

 
肥大化する「自己愛」から生まれる余裕のなさ。これは恋愛だけに限った話ではないような気がする。自己愛が強くなりすぎて、他人に歩幅を合わせて歩くことに苦痛を感じる人や、しょうがなくても、自分を変えることを極端に嫌がる人が多くなってきたと僕は感じています。
 
川村元気さんは、SNSについても指摘していますが、まさに僕もそう思っています。
そもそも今の時代はSNSがあるので、自分を肯定してくれる人達と一生繋がっていれば成長や変化をしなくても生きていけます。気に入らないことがあれば無視して、都合の良い友達と一緒にいれば良いだけですよね。
 
その生き方について何も悪いところはなく、否定はできないが、余裕のない子供っぽい大人が増えたのは、自己愛とSNSが大きく関係していると思う。ブラック企業への過剰な反応や、アイドルへのストーカーなども、「屈折した自己愛」、「余裕のなさ」、「孤独感」が何かしら関係していそう。
 
偉そうに語っている僕も、わりと人のことは言えなくて、直近でも振り返ると自分のことしか考えれないことが多々あった気がして、とても情けなくなりました・・・
 

最期に・・・

4月になれば彼女は」は恋愛小説なので表面的には淡い恋愛の話なのですが、作者の描くキャラクターの恋愛観を通して以下3点について考えさせられる内容になっています。
  • 機械的 ⇔ 動物的」
  • 「一瞬 ⇔ 永遠」
  • 「自己愛 ⇔ 他者愛」
そして、インタビュー記事のラストでも川村さんが述べていたように、正解などはなく、何が幸せかは読者に委ねる構成になっています。
 
色々と考えさせられたという意味で、とにかく印象的な一冊でした。完全に川村元気さんのファンになっちゃいました。そして3時間程度で読み終わるのも最高だね。
 
個人的には、他人を想う余裕があって、良くも悪くも変化を楽しめる余裕のある人間のほうが人生幸せなのではないかなと。恋愛もそうですし、仕事もそうです。
 
映画化されるのはほぼ間違いないと思うので、絶対に見に行きます!というか、実写でも良いのですが、新海誠の幻想的なアニメーションも抜群にフィットするかと思います!「君の名は」が大ヒットすぎて、次作の期待が半端ないと思うのですが、そこで「4月になれば君は」をぜひ!(大人向け過ぎてダメか)
 
終わり

 

ちまたで話題の「ゼロ秒思考」のA4メモ書きトレーニングをやってみた。

皆さんこんばんわ。 5月も残すところあと2日ということで、今月も気が進まないけれどもブログを更新しようと思います。

今日紹介する本はこちらの本です。
「ゼロ秒思考」です。

ゼロ秒思考  頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング

なんとこの本に書いてあるトレーニングを実践すると、一瞬で思考を言語化できるようになり、悩んだり考えたりする際の頭のモヤモヤがなくなって、即断即決できるビジネスマンになれるらしいです。

「そんな魔法なようなトレーニングがあるのかよ!」と疑いつつも調べてみると…

  • 著者が東大卒で10年以上マッキンゼーで働いていた経歴の持ち主
  • レビューやSNSでの評判がわり良かった(効果があった!的な意見も)

調べてみると、ちょっと気になってきた…
いつの間にか購入をしていました。

「ゼロ秒思考」とは?

書名である「ゼロ秒思考」について、まずは解説しよう。
ゼロ秒思考とは、「瞬時に現状を認識をし、瞬時に課題を整理し、瞬時にどう動くべきか意思決定できること」である。

要するに、頭の回転が超絶に早い状態のことを言います。
そしてこの本は、頭の回転を早くするための1つのトレーニングについて書かれています。

そう!そのトレーニングこそが、 今回のブログのタイトルでもある「A4メモ書きトレーニング」 である。

筆者は「ゼロ秒思考」への一番の近道は、このトレーニングであると本書で言い切っています。

「A4メモ書きトレーニング」とは?

A4メモ書きトレーニングは、その名の通りA4用紙にメモのように殴り書きしまくるトレーニングである。

具体的なルールは以下の通りである。

  1. A4用紙を横にして1回1ページとして使用する。
  2. メモ書きするテーマを決める。
  3. ページに4~6行、各行20~30文字の文章をとにかく1分間で書きまくる
  4. 毎日10回、1~3を繰り返す。

驚くことにたったのこれだけである。

こんな感じです。(例)
(枠線がないため、背景と被って見辛い…orz) f:id:hagipey:20170530212827p:plain

このトレーニングの論理的メカニズムとしては、ザックリと以下の通りである。

  1. メモ書きトレーニングで、なんとなく頭で考えていたこと、なんとなくできていたこと、すなわち暗黙知がはっきりと形になってくる。すなわち形式知化される
  2. トレーニングを続けると、形式知化の「質」と「スピード」が上がる。
  3. 「質」と「スピード」が上がれば、必然的に思考が整理されるようになり、判断精度も上がる。

つまり「ゼロ秒思考」とは、形式知化の「質」と「スピード」を高めた双方の到達点の状態になりますね。


まぁ、読んでいたときも思ったのですが、論理的には少し弱いですよね。(笑)
斜めに構えて読んでいたのですが、最後の最後まで科学的な根拠については薄かった気がします。

しかし、筆者の体験談は妙に信憑性が高く感じたり、ゼロ秒思考やメモ書きトレーニングのメリットについては沢山書かれているため、「やってみよう!!」と意欲を掻き立てられる構成になっていて面白かったです。


筆者いわく
3週間から1ヶ月間のトレーニングで

「頭にどんどん言葉が浮かぶようになり、1ヶ月前にはもよもやしていたものが、言語化され、アイデアが続々と出てくるようになる」

そして、さらに数ヶ月続けると

「瞬間的に問題点が見え、課題が整理でき、答えが見えてくる」

ようになるみたいです。

や る し か な い 

実際に1ヶ月やってみた

1分間のメモ書きトレーニングを約30日間続けてみました。
ちなみに30日間続けるとこのくらい溜まります。
f:id:hagipey:20170530215345j:plain

実施してみた感想としては、意外と難しかったです。

とあるテーマについて、1分間の制限の中で20~30字の文章を4行5行も書くのは大変でした。

  • そもそもテーマに関して5行分も内容が思い浮かばない。
  • ミラクルで思い浮かんだとしても、書くスピードが遅くて1分間で書ききれない。

それでも、シコシコと続けていました。

10日目くらいになると書くスピードに関しては段々と慣れてきました。

殴り書きではありますが、次第に1分間でスラスラと書けるようになりましたね。人間の「慣れ」って恐ろしいなって思いました。


しかし、書くスピードに関しては慣れても、「内容が思い浮かばない」という根本的な問題については改善されず…。

テーマにかなり依存している状態でした。
テーマによって思い浮かんだり、浮かばなかったりと差が激しい。書き辛いテーマに関しては、ほぼ何も思い浮かばずに1、2行で手が止まってしまうことも、、、


「こんなんじゃ、何もトレーニングなんねーよ!」と思って、Google先生に相談することに。色々な記事を調べてみると、非常に興味深いエントリーに出会いました。

こちらです。

toricago.hatenablog.com

このような内容が書かれていました。(引用)

「いや、本当に何も浮かばなくなることがしょっちゅうあるんだけど?」という質問も良く頂く。しかし、こんなことはあり得ない。瞑想をしている人は分かると思うが、「何も考えていない境地」というのはそう簡単に達成できるものではなく、ましてやメモ書きを数枚程度したところで簡単に達成できるわけがない。

簡単に言うと、何も考えが思い浮かばない状態は相当難しいということです。
つまり、考えが浮かばない状態であっても、それは思い込みであって、実は脳内では色々と考えているらしいのです。
続けて筆者は、具体例として以下の例を挙げています。(A4メモ書き風に)

言葉が浮かんでこないと思っているときの脳内

  • あ、また言葉に詰まった。

  • やっぱりゼロ秒思考は難しいなぁ。

  • Toricagoブログの人は簡単に言わないで欲しい。

  • 世の中には俺みたいに本当に言葉が浮かばない人がいるんだぞ!わかってるのか!?

悔しいけどすごく納得しました(小並感)
たしかに僕も何も思い浮かばないときに、「あ、浮かばない」とか「浮かべ!浮かべ!浮かべ!」と無意識に思っていました。

その事実に気づいてからは、とにかく些細なことでも「頭の中で思い浮かんだこと」を1分間でアウトプットすることにしました。
そしたら、あら不思議。

トレーニング20日目くらいで、1分間ずっと手を動かし続けられるようになりました。

そして、この調子で続けていると、あっという間にお試し期間の30日が終了しました。

効果の検証、考察

結果

今回は30日間だけったので、30日で「ゼロ秒思考」はできたかと言われると、もちろんできませんでした。(^q^)

しかし、30日続けたことで、当初思ってたよりかは得るものがあったと感じました。
例えば以下の通りです。

  • 思考をアウトプットするイメージは掴めた (気がする。)
  • 思考を言語化するスピードも少し早くなった (気がする。)
  • 1分間書き続けられると少し気持ち良いし、頭がよくなった (気がする。)

しかし、僕がこの活動を通して、一番のメリットに感じたことは「アウトプットが習慣化したこと」です。
僕は毎回のテーマに、インプットした内容をアウトプットする問いを設定していました。
例えば、以下のような感じです。

  • 「昨日の研修で学習したことは何か?」
  • 「先日読んだ本で面白かった箇所はどこか?」

当たりまえですが、1分間のメモ書きアウトプットであっても、すればするだけ知識は整理されます。

そのため、トレーニング期間中に学習した内容は、知識の定着率が異様に高かったように感じました。

考察

「ゼロ秒思考」とは、思考の「質」と「スピード」の双方の到達点であると筆者は述べています。

実際に、A4メモ書きトレーニングだけでこの境地に到達できるかと聞かれたら、やはり才能も大きく関わってくるので、一概にはYESと言えないなと感じました。

しかし、トレーニングを続けることで、少なからず現状よりかは「スピード」と「質」は上がると感じました。

スピードに関しては、一分間の時間制限の中で、常に120% で書いていれば自然と処理能力が上がっていきそうです。

そして、思考の「質」に関しては、上記で僕が感じた「アウトプットの習慣化」が鍵を握っている気がします。

ただ手当たり次第にメモを書いても、思考の質が向上するとは思えません。
毎日インプットした知識を吐き出して整理することで、知識が定着していき、その積み重ねで思考の質が向上していくのだと感じました。(当たり前といえば当たり前ですが)

その点、毎日手軽にアウトプットできるA4メモ書きトレーニングはわりと効果的な気がします。


GW明けから少しサボっていますが、また機会があれば続けていきたいと思いました。

終わり